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RECORD No.040 読む・集める

IT History

アイティーヒストリー

計算機が世界を変えた節目を、出典つきの読み物として並べる年代記。出典は1件ずつ一次・二次・三次に分けて表示し、取得日まで付ける。

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  1. 01 出典1,375行を数えた。Wikipedia の216行はすべて三次資料に分類されていた
  2. 02 「出典数10」の表示と実際の行数が、111ページすべてで一致した
  3. 03 ⚠️ 三次資料が219行。Wikipedia に寄りかかっている記事もある

SCREEN history.itlibra.com の画面を切り抜いたもの 1180×830

IT History のトップページ。上部に「IT HISTORY 情報技術の年代記」と検索欄、目次・用語集・ENGLISH のメニューがある。等幅の書体と黒地の画面で、年代記の入口が並ぶ。
Fig.01 ★ 意匠が端末の画面そのもの。等幅・黒地・記号の飾りで年代記を組んでいる。⭐ 日本語と英語の両方が sitemap にあり、それぞれ191ページ。
日本語ページ
191本
全部 200 で返った
出典の行
1,375行
記事172本ぶん
出典数の表示
111 / 111
実際の行数と一致
Wikipedia の区分
216 / 216
すべて三次資料

何ができるか

計算機が世界を変えた節目を並べた年代記です。 日本語で191ページ(出来事111・人物44・企業組織17・年表16・用語集ほか)。 英語版も同じ数だけあります。

★ 出典の扱いを、方針として先に書いています。

全ての Tier 1 記事には最低 1 件の出典が必須です。 出典は記事末尾の「Sources」セクションに、タイトル、URL、アクセス日、 1次/2次/3次資料の区別とともに明示されます。

🔴 その出典欄を、1行ずつ取り出して数えました。

記事172本から出典の行が 1,375行。内訳は 一次769・二次387・三次219。

⭐ 確かめたことが3つあります。

  • 記事の上部に出る 「出典数 10」の表示と、末尾の実際の行数が111ページすべてで一致(表示のあるページ全部)
  • 取得日が欠けている行は 0行
  • Wikipedia を引いた216行が、すべて三次資料に分類されている(取り違え0件)

★ 3つ目がいちばん効きます。 一次/二次/三次の区別は書き手が自分で付ける札なので、 ふつうは緩みます。Wikipedia を一次資料と書いた行が1つも無いというのは、 札が飾りになっていないということです。

🔴 リンクの生死も当てました。 画像のクレジットを除いた出典リンクは 1,328本。 そのうち 300本を抜き取って開いたところ、確実に切れているものは0本でした。

⭐ SEC への提出書類が78本あるのが、この年代記の特徴です。 上場・買収・決算を、報道ではなく提出書類そのもので押さえています。

SCREEN history.itlibra.com の画面を切り抜いたもの 1180×340

記事の上部にある「SPEC メタデータ」。日付 2024年5月、年代 2020s、TIER T1、参照年表「インターネットとWebの歴史・検索エンジンの歴史」、出典数 10、関連項目 04、TAGS #consumer #regulation が並ぶ。
Fig.02 🔴 「出典数 10」がここに出る。 ★ この表示と記事末尾の行数を、 111ページぶん突き合わせた。全部一致した。

SCREEN history.itlibra.com の画面を切り抜いたもの 1180×700

同じ記事の末尾の「出典」。#01 は一次資料で「Generative AI in Search — Google, May 14, 2024/取得日 2026-05-24/blog.google」、 #02 は三次資料で「AI Overviews — Wikipedia/取得日 2026-08-03」、 #03 は一次資料で Pew Research Center。#04〜#10 も同じ形で並ぶ。 1件ごとに資料の区分・取得日・ホスト名が付く。
Fig.03 ⭐ 1件ごとに一次/二次/三次と取得日が付く。 🔴 Wikipedia の216行がすべて三次資料だった。取り違えは0件。

出典欄を1行ずつ当てた

照らしたもの 結果 中身
日本語ページ 191 / 191 sitemap の全URLが 200 で返った(英語版も191本ある)
記事ページ 172本 出来事111・人物44・企業組織17
出典数の表示 111 / 111 ⭐ 「出典数 10」の表示と実際の行数が、全ページで一致した
出典の行 1,375行 一次769・二次387・三次219
Wikipedia の区分 216 / 216 🔴 Wikipedia を引いた216行が、すべて三次資料になっていた
取得日 1,375 / 1,375 取得日が欠けている行は無かった
出典が0本の記事 1 / 172 年表の総覧ページ1本のみ。記事はすべて出典を持っている
リンクの生死 271 / 300 抜き取り。確実に切れているものは0本だった
証明書が合わない 1本 ⚠️ catb.org。https で開くとブラウザが警告を出す
強調の印の漏れ 0 / 191 画面にそのまま出ているページは無かった

🔴 2026-09-07。記事の末尾にある出典欄を、番号・区分・題名・取得日・ホストの 5つに分けて取り出した。⚠️ リンクの生死は300本を抜き取って当てた(1,328本を全部叩くのは相手に負担が大きい)。

出典の区分(1,375行)

  • 一次資料 769行
  • 二次資料 387行
  • 三次資料 219行

🔴 記事172本の出典欄から、区分を1行ずつ数えた。⭐ 一次資料が過半(769行・56%)。企業の発表、SEC への提出書類、論文、特許といったものが並ぶ。⚠️ 三次資料219行のうち216行が Wikipedia で、「三次資料=ほぼ Wikipedia」という形になっている。

出典の出どころ(重複なし・上位)

ホスト 本数 中身
en.wikipedia.org 216 ⚠️ すべて三次資料として扱われている
sec.gov 78 ⭐ 上場・買収・決算の一次資料
apple.com 42 製品発表のプレスリリース
cnbc.com 40 二次資料(報道)
techcrunch.com 32 同上
web.archive.org 30 ★ 消えたページを保存版で押さえている
computerhistory.org 25 計算機歴史博物館
openai.com / anthropic.com 33 20+13。近年の出来事の一次資料

★ 画像のクレジット(Wikimedia Commons)を除いた1,328本の内訳。⭐ SEC への提出書類が78本あるのが特徴的で、企業の節目を報道ではなく提出書類そのもので押さえている。

向いている人・向いていない人

向いている人

「その出来事はいつ、なぜ起きたのか」を出典つきで読みたい人。 ⭐ 1件ごとに一次/二次/三次と取得日が付くので、どこまでが原典でどこからが人の解釈かが分かります。🔴 その札が取り違えなく付いていることを、こちらは1,375行ぶん確かめました。★ 年表としてつながっているのも良いところです。記事の末尾に「前の出来事/次の出来事」が出て、時代の流れとして読めます。⭐ 消えたページを保存版(web.archive.org)で押さえている行が30本あり、古い出来事でも辿れる作りになっています。🅿️ 英語版が同じ数だけあります(191ページ)。

向いていない人

⚠️ 三次資料の219行のうち216行が Wikipedia です。 「三次資料=ほぼ Wikipedia」という形になっていて、★ 記事によっては Wikipedia に寄りかかっています。 区分を正しく付けているぶん、それが読む側に見えるのは良い点でもあります。 ⚠️ 近年に寄っています。 出来事111本のうち、 AI・クラウド・スマートフォンといった2000年代以降の話題が目立ちます。★ 1950〜70年代の記事もありますが、厚みは同じではありません。 ⚠️ 本文の多くは大規模言語モデルの支援を受けて書かれています。 サイト自身が「このサイトについて」で明記しており、「事実はすべて Web 検索で一次・二次資料を確認したうえで記述」「各記事に出典を明記し、検証できるようにする」と運用を書いています。★ 開示していること自体は誠実ですが、🔴 本文の記述が出典どおりかまでは、こちらは確かめていません。 ⚠️ 出典リンクが1本、ブラウザで警告を出します。 catb.org(The Cathedral and the Bazaar)は 証明書がホスト名と合っておらず、https で開くと保護されない旨の警告が出ます。★ 相手側の問題ですが、読者の目にはこのサイトのリンクとして映ります。

触ってみて気づいたこと

⭐ 区分の札が、飾りではありませんでした。

一次/二次/三次の区別は、書き手が自分で付けるものです。 だから「付けてある」だけでは何の保証にもなりません。 🔴 そこで Wikipedia を引いている行だけを抜き出して、区分を数えました。

216行すべてが三次資料。 一次や二次と書かれた行は1つもありませんでした。

★ 逆の向きも見ました。Pew Research Center を一次資料、 Digital Content Next(業界団体の自社集計)を一次資料、 BBC News や Press Gazette を二次資料——いずれも筋が通っています。

⚠️ こちらは3回、読み違えました。全部こちらの落ち度です。

  • 1回目。出典の行を数える式が、行の区切りを消費して1行おきに飛んでいました。「10件のはずが5件」と出て、111ページを「表示と食い違う」と数えかけました
  • 2回目。題名と取得日のあいだに「何を確かめたか」の行が入る出典があり、それを見落として7ページを食い違いと数えかけました
  • 3回目。出典リンクを叩きすぎて SEC の速度制限に当たりました(「Request Rate Threshold Exceeded」)。相手の落ち度ではありません

🔴 直したあとの数字は 111/111 一致・食い違い0です。 ★ 最初の数字を信じていたら、無い欠陥を2つ書いていました。

⚠️ 抜き取りで確かめたことの限界。 リンクは1,328本のうち300本しか開いていません。 ★ 残り1,028本は確かめていません。 ⭐ 抜き取った300本のうち、確実に切れていたものは0本でした (403や証明書の警告は出ましたが、いずれも相手の拒否かこちらの都合でした)。

確認の記録

いつ、何を見て書いたかを残しています。 確認していないことは書きません。

  • ⚠️ 本文の記述が出典どおりかは確かめていない。サイトは本文の多くを大規模言語モデルの支援で書いていると開示しており、事実は一次・二次資料で確認していると運用を書いているが、その突き合わせまではこちらでやっていない。

  • 191ページの本文を機械で読み、強調の印(アスタリスク2つ)が画面にそのまま出ているページが無いことを確認した。0本だった。

  • ⚠️ catb.org(The Cathedral and the Bazaar)は https で開くと証明書がホスト名と合わずブラウザが警告を出した(http なら開く)。 www の有無どちらでも同じだった。

  • ⚠️ 引っかかった29本のうち14本は SEC で、内容は「Request Rate Threshold Exceeded」だった。こちらが叩きすぎて速度制限に当たったもので、相手の落ち度ではない。残りも Cloudflare の拒否・課金壁・こちらの TLS の問題で、確実に切れているものは0本だった。

  • 出典リンクを集めた(画像クレジットを除いて1,328本)。そのうち300本を無作為に抜き取って開いた。271本が 200 で返り、29本が引っかかった。

  • 取得日が欠けている出典の行が無いことを確認した(1,375行すべてに入っている)。出典が0本の記事は、年表の総覧ページ1本だけだった。

  • 🔴 Wikipedia を引いている行だけを抜き出して区分を数えた。 216行すべてが三次資料で、一次や二次と書かれた行は無かった。

  • ⚠️ 最初は「111ページが食い違う」と出た。原因は、行の区切りを消費して 1行おきに飛んでいたこちらの式だった。次に「7ページが食い違う」と出たが、これも題名と取得日のあいだに入る行を見落としていたためだった。

  • 🔴 記事上部の「出典数 N」の表示と、末尾の実際の行数を突き合わせた。表示のある111ページすべてで一致した(食い違い0件)。

  • 🔴 記事172本(出来事111・人物44・企業組織17)の出典欄を、番号・区分・題名・取得日・ホストに分けて取り出した。合計1,375行。

  • sitemap を取った。384URL(日本語191・英語191・トップ2)。日本語191ページを全部開き、全部 200 で返った。

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