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RECORD No.038 読む・集める

全国虫さがしマップ&図鑑

ゼンコクムシサガシマップズカン

日本の虫116種を、地図・季節・地域・見た目から探せる図鑑。分布は GBIF の実際の記録地点を地図に出し、会いに行ける施設まで載せる。

  • 無料
  • 登録なし
  • Web
  1. 01 学名を116種ぶん GBIF に当てた。110種が一致、残りも綴りの流儀の違いだった
  2. 02 分布が「絵」ではなく実際の記録地点。地図の点を足すと表示と合う
  3. 03 ⚠️ 1種だけリンク先が別の種。地点数の数え方は書かれておらず再現できなかった

SCREEN insect.lb-product.com の画面を切り抜いたもの 1150×560

虫さがしマップのトップページ。「フィールドノート式・全国虫図鑑」の帯の下に「いま、どこで、どんな虫に会えるだろう。」という見出し。「日本全国の虫を、地図・図鑑・季節・地域・環境・見た目から探せる観察&学習メディア。親子のおでかけや自由研究にも。」と書かれ、「図鑑を見る」「全国マップ」「この虫なに?」のボタンと検索欄が並ぶ。
Fig.01 ★ 入口が4つ(図鑑・地図・見た目・この虫なに?)。🔴 このうち図鑑の中身を、学名から機械で当てた。
図鑑ページ
116種
全部 200 で返った
学名が一致
110 / 115
GBIF の種データと突き合わせ
GBIF の種ID
116 / 116
全ページに付いている
別種を指していた
1件
⚠️ ヒラタクワガタ

何ができるか

日本の虫を 116種 収録した図鑑と、その分布を出す地図です。 ほかに観察スポット50・都道府県別47・見た目でくらべる23・鳴き声20。

★ 1種のページに載るものがはっきりしています。

  • 危険度・希少度・子供向け度・見つけやすさ(最初に出る)
  • 大きさ・活動時間・食べ物・色・形・育ち方・見られる環境
  • 全国の分布マップ(GBIF の記録地点)
  • 会いに行ける施設(ぐんま昆虫の森、石川県ふれあい昆虫館…)
  • 見られる季節(月別の棒)とよくある質問

⭐ 分布が「絵」ではありません。

実際に記録された生息地点(GBIF)と、みんなの発見報告を地図に表示します。 生息の記録は GBIF.org の日本国内データ(博物館標本・市民観察など)に もとづく実際の記録地点です。

🔴 その GBIF に当てました。 サイトは各ページから GBIF の種ページへリンクしています。 そのIDを1件ずつ引いて、載っている学名と突き合わせました。

  • 108種が GBIF の代表名とそのまま一致
  • 2種は亜種まで書いてあり、種名の部分が一致
  • 4種は綴りの流儀が違う(後述。サイトが誤っているわけではない)
  • 1種だけ、リンク先が別の種だった

★ 地図の数字も足してみました。 カブトムシのページは「生息の記録 290 地点」と書き、地図に 21・11・153・83・15・7 の丸が出ます。足すと 290。表示と合っていました。

SCREEN insect.lb-product.com の画面を切り抜いたもの 1150×680

カブトムシのページの「全国の分布マップ」。「実際に記録された生息地点(GBIF)と、みんなの発見報告を地図に表示します。」「生息の記録 290 地点(GBIF)」と書かれ、日本地図の上に 21・11・153・83・15・7 の数字が入った丸が並ぶ。凡例は「みんなの発見報告(0)」と「生息の記録:GBIF(290)」。
Fig.02 ⭐ 分布が絵ではなく、実際の記録地点。 ★ 丸の数字を足すと 21+11+153+83+15+7=290 で、表示と合っていた。

SCREEN insect.lb-product.com の画面を切り抜いたもの 1150×800

カブトムシのページの基本データ。大きさ(体長)30〜54mm、活動時間は夜・朝夕、食べ物は樹液(成虫)/腐葉土・朽ち木(幼虫)、色は茶色〜黒、形はずんぐり、育ち方は「卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態。幼虫で冬を越し、初夏に羽化する。」、見られる環境は雑木林・街灯・樹液・山。上には危険度「まったく問題なし」、希少度「よく見る」、子供向け度5/5、見つけやすさ4/5 の札が付く。
Fig.03 ★ 危険度と子供向け度が最初に出る。 親が子どもと見る前提の並べ方。⭐ 学名(Trypoxylus dichotomus)は GBIF の記載と一致した。

GBIF に当てた

照らしたもの 結果 中身
図鑑ページ 116 / 116 sitemap の全ページが 200 で返った
GBIF の種ID 116 / 116 ⭐ どのページにも GBIF の種ページへのリンクが付いている
学名の記載 115 / 116 こちらの読み取りで学名を拾えたのが115件
学名がそのまま一致 108件 GBIF の代表名と一字一句同じ
亜種まで書いてある 2件 GBIF の種名で始まり、そのあとに亜種名が続く
綴りの流儀が違う 4件 ⭐ サイトの綴りも GBIF の別のデータセットでは有効な名前だった
別の種を指していた 1件 ⚠️ ヒラタクワガタ。リンク先は Dorcus tityus(後述)
地点数と地図の一致 290 / 290 地図の丸の数字を足すと表示と合う
地点数の数え方 再現できず ⚠️ GBIF の日本の記録(座標つき)は1,747件。290 の出し方は書かれていない
強調の印の漏れ 0 / 116 画面にそのまま出ているページは無かった

🔴 2026-09-07。サイトが各ページから GBIF の種ページへリンクしているので、 そのIDを引いて名前を突き合わせた(GBIF は誰でも使える公開APIがある)。

学名をGBIFに当てた結果(115種)

  • そのまま一致 108種
  • 綴りの流儀が違う 4種
  • 亜種まで書いてある 2種
  • 別の種を指していた 1種

🔴 サイトが張っている GBIF の種IDを1件ずつ引いて、名前を突き合わせた。⭐ 9割以上がそのまま一致した。★ 「綴りの流儀が違う」4件は、サイトが間違っているのではない。 GBIF の骨格分類が別の綴りを採っているだけで、サイトの綴りも GBIF の他のデータセットでは有効な名前として登録されている(カナブン・タガメ・クツワムシ・イチモンジセセリ)。

向いている人・向いていない人

向いている人

子どもと虫を探しに行く人。 ⭐ 危険度が最初に出るのがいちばん実用的です。「まったく問題なし」「強い毒はなく…」のように、触ってよいかが先に分かります。★ 会いに行ける施設が載っているのも良いところです。見つからなくても、昆虫館なら確実に見られます。🔴 分布が実際の記録なので、「この地域にいるのか」を絵ではなく点で確かめられます。⭐ 見られる季節が月別の棒で出るので、「いま探しても無駄か」がその場で分かります。🅿️ 図鑑と地図は登録なしで全部見られます。

向いていない人

116種だけです。 日本の昆虫は3万種を超えるので、⚠️ 見つけた虫がここに載っている確率は高くありません。 ★ 「この虫なに?」で絞り込む画面はありますが、行き着く先は同じ116種です。 ⚠️ 「みんなの発見報告」はまだ空です。 カブトムシのページでも報告は0件で、トップにも「まだ白い県は、あなたの報告が最初の1件になります」と出ます。★ 隠してはいませんが、いま地図に出ているのは GBIF のデータだけです。 ⚠️ 投稿には登録が要ります。 こちらは登録していないので、🔴 報告を出したあとの動きは確かめていません。 ⚠️ 分布は「記録がある場所」であって「いる場所」ではありません。 博物館標本や市民観察が集まった場所に点が寄るので、★ 人が多い地域ほど点が多くなります。この偏りはサイトには書かれていません。

触ってみて気づいたこと

⚠️ 1種だけ、リンク先が別の種でした。

ヒラタクワガタのページは学名を Dorcus titanus と書いていますが、 リンクしている GBIF のIDは 7370915 = Dorcus tityus です。 地図に出る「生息の記録 25 地点」も、この tityus の記録から作られていると見られます。

🔴 ただし、サイトの落ち度と言い切れません。 GBIF の骨格分類に Dorcus titanus を問い合わせると、 あいまい一致で Dorcus tityus が返ってきます。 つまり GBIF 側が両者を寄せていて、機械で引けば誰でもこのIDに行き着きます。 ★ とはいえ読者の目に入るのは「別の種の名前が出た GBIF のページ」なので、 影響は実在します。

⭐ 綴りの違い4件は、こちらの当て方のほうが乱暴でした。 最初は「5件が不一致」と数えましたが、GBIF で綴りごとに引き直すと——

  • カナブン(Rhomborrhina japonica)… 3つのデータセットで有効な名前
  • タガメ(Kirkaldyia deyrolli)… 4つのデータセットで有効な名前
  • クツワムシ(Mecopoda nipponensis)… 骨格分類では別綴りが代表
  • イチモンジセセリ(Parnara guttata)… 4つのデータセットで有効な名前

🔴 「GBIF の骨格分類と綴りが違う」だけで、間違いではありません。 ★ タガメは危うく「1文字の誤り」と書くところでした。

⚠️ 「290 地点」は再現できませんでした。 GBIF の日本の記録(座標つき)は1,747件あります。 座標を小数0桁で丸めると70、1桁で489、2桁で1,051、3桁で1,261。 どの丸め方でも290にはなりません。 ★ 地図の丸を足すと290になるので、表示と地図は一致しています。 🔴 ただし1,747件からどう290を選んだかは書かれておらず、こちらでは再現できませんでした。

確認の記録

いつ、何を見て書いたかを残しています。 確認していないことは書きません。

  • ⚠️ 登録はしていない。発見報告の投稿と、投稿後に地図へ反映される動きは確かめていない。カブトムシのページの報告件数は0だった。

  • 116ページの本文を機械で読み、強調の印(アスタリスク2つ)が画面にそのまま出ているページが無いことを確認した。0本だった。

  • ⚠️ GBIF でカブトムシの日本の記録(座標つき)を数えると1,747件。座標を丸めた地点数は0桁70・1桁489・2桁1,051・3桁1,261で、どれも290にならなかった。 290の出し方は書かれておらず、こちらでは再現できなかった。

  • カブトムシのページの地図で、丸の数字(21・11・153・83・15・7)を足すと290になり、「生息の記録 290 地点」の表示と一致した。

  • ⚠️ 残る1件(ヒラタクワガタ)は、学名が Dorcus titanus なのにリンク先の GBIF ID が Dorcus tityus だった。ただし GBIF に Dorcus titanus を問い合わせるとあいまい一致で tityus が返るため、サイトの落ち度とは言い切れない。

  • ⚠️ 不一致5件を綴りごとに GBIF で引き直した。4件(カナブン・タガメ・クツワムシ・イチモンジセセリ)は、サイトの綴りも GBIF の別のデータセットでは有効な名前だった。骨格分類が別の綴りを代表にしているだけで、誤りではない。

  • 🔴 その種IDを GBIF の公開APIで1件ずつ引き、学名を突き合わせた。 108件がそのまま一致、2件は亜種まで書いてあり種名部分が一致、5件が不一致だった。

  • 🔴 116ページから GBIF の種IDを取り出した。116件すべてにIDが付いていた。 学名を読み取れたのは115件だった。

  • sitemap を取った。371URL(図鑑116・観察スポット50・都道府県47・くらべる23・鳴き声20・その他)。図鑑116ページを全部開き、全部 200 で返った。

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