末路DB
マツロデータベース
「転職すると給料は上がるのか」のような問いを、政府統計の数字だけで答えるサイト。出典・表番号・取得日を全部の数値に付けている。
- 無料
- 登録なし
- Web
- 01 厚労省の原本を落として14個の数字を照合。ずれは0だった
- 02 「同じ人を追ったか」を全データに明示する。ここを分けるサイトは少ない
- 03 公開は5テーマだけ。看板は大きいが中身はまだ薄い
SCREEN matsuro.az-arte.com の画面を切り抜いたもの 800×960
- 照合した数字
- 14個
- 2つの統計から
- ずれ
- 0個
- 1つも違わなかった
- 出典
- 12件
- 全部に取得日と次回確認
- 公開テーマ
- 5件
- ⚠️ まだ少ない
何ができるか
「転職すると給料は上がるのか」「出産したあと仕事を続けられるのか」—— そういう問いに、政府統計の数字だけで答えるサイトです。
数字の出し方に決まりがあります。トップに5つ並んでいて、そのうち2つが要点だと思いました。
- 一次ソースを開いて確認し、出典・表番号・原文を添える。項目が1つでも欠けたら掲載できない
- 「同じ人を追跡した数値か」を、すべてのデータに明示する
🔴 原本に当てて確かめました。 厚生労働省が公開している xlsx を落として、サイトの数字と1つずつ突き合わせます。
転職のページの 40.5%(2024年に転職して賃金が増えた人)は、 「令和6年雇用動向調査 表6」の「計・増加」と一致。 年齢階級別の 11個も、48.8 / 50.5 / 46.3 / 46.1 / 45.5 / 45.9 / 46.4 / 39.0 / 27.4 / 13.6 / 23.7 とすべて小数第1位まで同じでした。
出産のページの 71.9%(出産後も同じ勤め先で働き続けた妻の割合)も、 「21世紀成年者縦断調査 図3」の平成24年成年者と一致。 10年前の世代の 59.2% も同じ図の平成14年成年者と合っていました。
合わせて14個。ずれは0でした。
★ 「同じ人を追ったか」を分けているのが、このサイトの芯だと思います。 転職のページには数字のすぐ下に「別々の人の集計です。同じ人のその後を追った数値ではありません」 と出ます。20代の欄と50代の欄は別々の人なので、 「いま20代の人が50代でどうなるか」を示すものではない、と。
「起業して5年で7割が廃業する」の回には、一次出典が確認できなかったことがそのまま書いてあります。 中小企業白書にあるのは生存率80.7%で、しかも白書自身が 「実際より高めに算出されている可能性がある」と注記している——という整理です。
SCREEN matsuro.az-arte.com の画面を切り抜いたもの 800×960
SCREEN matsuro.az-arte.com の画面を切り抜いたもの 780×520
政府統計の原本に当てた
| 照らしたもの | 結果 | 中身 |
|---|---|---|
| 転職・賃金増(計) | 40.5% | 令和6年雇用動向調査 表6 の「計・増加」と一致 |
| 年齢階級別(11段) | 11 / 11 | 48.8 / 50.5 / 46.3 / 46.1 / 45.5 / 45.9 / 46.4 / 39.0 / 27.4 / 13.6 / 23.7 |
| 原典の抜粋 | 一致 | ページに載せてある表の抜粋も、xlsx の行とそのまま同じだった |
| 出産後の就業継続 | 71.9% | 21世紀成年者縦断調査 図3(平成24年成年者・同一就業継続)と一致 |
| 10年前の世代 | 59.2% | 同じ図3の平成14年成年者と一致 |
| 出典の作り | 12 / 12 | 表番号・集計対象・信頼度・取得日・次回確認が全部に付いていた |
| 信頼度の使い方 | A・B・C | 3段階が実際に使い分けられている(全部Aではない) |
★ 2026-09-06。厚生労働省が公開している xlsx を落として、サイトに出ている数字と1つずつ突き合わせた。🔴 14個すべてが一致。 小数第1位まで同じだった。★ 表番号が書いてあるので、突き合わせる先を探す手間がほとんどない。
向いている人・向いていない人
向いている人
向いていない人
触ってみて気づいたこと
⭐ 「分からない」を書く節が、毎ページにあります。 転職のページなら「これは直後の変化」「比較の相手は転職しなかった場合ではない」 「同じ人を追った数値ではない」の3点が、結論より前に出てきます。
★ 数字を出す側が、その数字の限界を先に言う。 このサイトを作っている側として、いちばん学ぶところだと思いました。 「起業して5年で7割」の回で一次出典が見つからなかったと書いているのも同じ姿勢です。
出典欄の作りも実務的でした。表番号・集計対象・信頼度・取得日・次回確認が並び、 さらに原典の表の抜粋がそのまま置いてあります。 ⭐ 突き合わせに使ったのはまさにこの表番号で、探す手間がほとんどありませんでした。 信頼度も A だけでなく B・C が実際に使い分けられていました。
⚠️ こちらが確かめたのは 2つの統計・14個の数字までです。 12件ある出典を全部たどったわけではありません。 「原本ファイルと機械的に照合している」という仕組みそのものも、外からは見えません。
確認の記録
いつ、何を見て書いたかを残しています。 確認していないことは書きません。
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★ 確かめたのは2つの統計・14個の数字まで。12件の出典を全部たどってはいない。「原本ファイルと機械的に照合している」という仕組みそのものは、外からは確かめられない。
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出典一覧のページで、12件の出典すべてに 表番号・集計対象・信頼度・取得日・次回確認 が付いていることを確認した。信頼度は A だけでなく B・C も使われていた。公開されているデータのページは5件だった。
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厚生労働省「21世紀成年者縦断調査」の図表 xlsx を落とし、図3(出産後の妻の就業状況)の「同一就業継続」が平成24年成年者 71.9%、平成14年成年者 59.2% であることを確認した。サイトの記述と一致した。
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ページに載っている原典の表の抜粋(計 100 / 40.5 / 29.4 / 11.2 / 28.4 / 29.4 / 7.6 / 21.7 / 11.1 など)も、xlsx の行とそのまま同じであることを確認した。
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🔴 厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」の図表 xlsx を落とし、表6(転職入職者の賃金変動状況別割合)の数値と突き合わせた。計 40.5%、年齢階級別の11個(48.8 / 50.5 / 46.3 / 46.1 / 45.5 / 45.9 / 46.4 / 39.0 / 27.4 / 13.6 / 23.7)がすべて一致した。
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