ツクッタヨ

RECORD No.056 開発をたすける

Miqto

ミクト

海外のオープンソースを日本語のマネージドサービスに仕立てる会社が、ライセンス・市場・法規を一次データで調べた記録を公開しているサイト。

  • 無料
  • 登録なし
  • Web
  1. 01 公開されている手順どおりに実行したら、1,332件と19ライセンスの件数が完全に再現できた
  2. 02 ⚠️ 絞り込みの917件・577件は再現できなかった。条件が「等」で終わっている
  3. 03 ⚠️ トップの「17本」と本文の「全19本」が食い違う。実際の記事は19本

SCREEN miqto.com の画面を切り抜いたもの 950×740

ライセンス全数調査の記事。「この記事で分かること」に 1,332 カタログ掲載の全件、 68.8% 商用SaaSに転用できる917件、301 AGPL-3.0 全体の22.6%、 7.1% 業務用途のソフト95件しかない が並ぶ。下の「01 調べ方(そのまま再現できます)」に、awesome-selfhosted-data を git clone して software 配下の yml を数えるコマンドが置かれ、結果が 1332 と書かれている。
Fig.01 🔴 この2行をそのまま実行した。 2026-07-17 時点のコミットを取ってきて数えると、 software 配下の yml は 1,332 件。⭐ 記事の申告とぴたり一致した。
記事
19本
⚠️ トップは「17本」と書く
再現した件数
1,332件
⭐ 申告と完全一致
一致した内訳
19 / 19
⭐ ライセンス別の件数
再現できず
2段
⚠️ 917件と577件の絞り込み

何ができるか

海外のオープンソースを日本語のマネージドサービスに仕立てる会社が、 ライセンス・市場・原価・法規を一次データで調べた記録を公開しているサイトです。 記事は19本あります。

★ 掲げているものがはっきりしています。

一次データ主義。他所の要約は使いません。ライセンス本文・法令の条文・ 公式API・実測値に当たり、数字は必ず再現方法とセットで出します。

忖度なし・訂正も公開。自分たちの誤りを見つけたら、 撤回した経緯ごと記事に残します。

🔴 「そのまま再現できます」と書いてあったので、そのとおりに実行しました。

看板の記事は「セルフホストOSS 1,332件のライセンスを全数調査した」です。 調べ方の節に、こう書いてあります。

git clone --depth 1 https://github.com/awesome-selfhosted/awesome-selfhosted-data ls awesome-selfhosted-data/software/*.yml | wc -l #=> 1332

★ 記事は「2026-07-17時点」と書いているので、 その日のコミット(474f7b57)を取ってきて数えました。

software/*.yml の件数 … 1,332 ⭐ 申告どおり MIT 362 / AGPL-3.0 301 / GPL-3.0 226 / Apache-2.0 146 / GPL-2.0 107 / Proprietary 70 … 挙げられた19件すべてが一致

⭐ 1件も違いませんでした。 割合も 301÷1332=22.6%、917÷1332=68.8%、95÷1332=7.1% と画面どおりです。

SCREEN miqto.com の画面を切り抜いたもの 950×800

ライセンス分布のグラフ。MIT 362、AGPL-3.0 301、GPL-3.0 226、Apache-2.0 146、 GPL-2.0 107、⊘ Proprietary 70、BSD-3-Clause 37、MPL-2.0 18、LGPL-3.0 14、 BSD-2-Clause 11、LGPL-2.1 9 などが、SaaSとして改変を非公開のまま運用できるかで色分けされて並ぶ。
Fig.02 ⭐ この19件の数字を全部数え直した。19件とも1件も違わなかった。 ★ 最初 Proprietary と Commons Clause が0と出たが、 YAML では ⊘ Proprietary Commons-Clause と書かれていた。こちらの表記ゆれ。

SCREEN miqto.com の画面を切り抜いたもの 1200×700

トップページ。「17 本 公開した調査記事」「1,332 件 ライセンスを分類」「約85 件 候補OSSを評価」「一次データ 数字は再現方法つき」が並び、「一次データ主義」「忖度なし・訂正も公開」「構築不要の日本語マネージド」の3つが掲げられている。
Fig.03 ⚠️ 「17 本 公開した調査記事」。 同じページの下では「全19本」と書かれ、記事へのリンクも sitemap も19本だった。⭐ 「数字は再現方法つき」という宣言のほうは、実際に守られている。

公開された手順どおりに実行した

記事の数字 再現した値 判定
カタログ掲載の全件 1,332 ✅ ⭐ ls software/*.yml | wc -l が1332
MIT 362 ✅ 実測362
AGPL-3.0 301 ✅ ⭐ 実測301。22.6% も 301÷1332 で一致
GPL-3.0 / Apache-2.0 226 / 146 ✅ 実測226・146
GPL-2.0 / Proprietary 107 / 70 ✅ YAML の表記は ⊘ Proprietary
BSD-3 / MPL-2.0 / LGPL-3.0 37 / 18 / 14 ✅ すべて一致
残り7ライセンス 7 / 7 ✅ BSD-2・LGPL-2.1・Zlib・EUPL・Commons-Clause・ISC・BUSL ほか
挙げられた19件の合計 19 / 19 🔴 1件も違わなかった
割合の計算 5 / 5 ⭐ 22.6%・68.8%・43.3%・7.1%・16.5% が画面どおり
ライセンス通過 917件 910 ⚠️ ⚠️ 書かれた条件だけだと910。差7は「等」の中身が不明なため
健全 577件 669 ⚠️ 🔴 再現できず。「活発なコミット」の基準が数字で書かれていない
記事の本数 19 / 17 ⚠️ 本文と sitemap は19本。トップの見出しだけ「17本」
強調の印の漏れ 0 / 24 アスタリスク2つが画面に出ているページは無かった

🔴 2026-09-08。記事に書かれているとおり awesome-selfhosted-data を 2026-07-17 時点のコミット(474f7b57)で取得し、software/*.yml の licenses を数えた。⚠️ 絞り込みの条件は「等」で終わっており、完全には再現できない。

再現した件数(上位ライセンス)

  • MIT 362件
  • AGPL-3.0 301件
  • GPL-3.0 226件
  • Apache-2.0 146件
  • GPL-2.0 107件
  • Proprietary 70件

⭐ すべて記事の数字と1件も違わない。 ★ AGPL-3.0 が301件でGPL-3.0(226件)より多いという記事の指摘も、数え直して同じ結果になった。

向いている人・向いていない人

向いている人

数字の出どころまで確かめたい人。 🔴 手順が公開されていて、実際に再現できました。 データ源・取得日・コマンドまで書いてあるので、読む側が確かめられます。⭐ 前提を先に断っています。 「このリストはセルフホスト可能なソフトウェアのキュレーションであり、OSS全体の母集団ではありません」「カタログには被覆漏れがあります」。数字の効く範囲を自分で狭めています。★ 自分の誤りを記事に残しています。 「AGPL=NG」と社内ガイドに書いていたのは射程を過大に見積もっていた、と訂正しています。⭐ AGPL-3.0 が301件で2位という、日本語ではあまり見ない数字が出ています。🅿️ 外部リンクの行き先が GitHub・e-Gov・GNU・国税庁・個人情報保護委員会で、孫引きではありません。

向いていない人

⚠️ 再現できない段もありました。 「ライセンス通過917件」は、書かれた条件(MIT/Apache/BSD/ISC/MPL/GPL/LGPL/Zlib 等)だけでは910件にしかならず、差の7件は「等」の中身が分かりません。★ 「健全577件」はもっと開いて、こちらの条件だと669件になりました。 「2026年に活発なコミット」の基準が数字で書かれていないためです。⚠️ トップの「17本」が古いままです。 同じページの下では「全19本」と書かれ、記事へのリンクも sitemap も19本です。★ 数字を売りにするサイトなので、ここが合っていないのは目につきます。 ⚠️ 19本だけです。 OSSライセンス・電帳法・JIIMA認証・国内SaaS比較などテーマは広いのですが、1本ずつが独立していて体系にはなっていません。⚠️ 調査会社であってツールではありません。 読むものであって、★ その場で何かを計算できるサイトではありません。

触ってみて気づいたこと

⭐ 「そのまま再現できます」を、そのまま試せた掲載です。

この一連の掲載で数字を当てるとき、いつもは相手が使った手順を推測します。 このサイトは手順そのものを書いているので、推測が要りませんでした。

  • データ源 … awesome-selfhosted/awesome-selfhosted-data(GitHub)
  • 取得日 … 2026-07-17 時点
  • 数え方 … software/*.yml の licenses を数えるだけ

★ そこで 2026-07-17 のコミット(474f7b57) を指定して取得し、数えました。

software/*.yml … 1,332件(記事の申告と一致) MIT 362 / AGPL-3.0 301 / GPL-3.0 226 / Apache-2.0 146 / GPL-2.0 107 / Proprietary 70 / BSD-3-Clause 37 / MPL-2.0 18 / LGPL-3.0 14 / BSD-2-Clause 11 / LGPL-2.1 9 / Zlib 6 / EUPL-1.2 6 / Commons-Clause 6 / ISC 6 / BUSL-1.1 5 / Elastic-2.0 4 / OSL-3.0 4 / SSPL-1.0 2

⭐ 19件とも1件も違いませんでした。

⚠️ こちらが一度、無い食い違いを見つけたと思いかけました。 最初の集計で Proprietary が0件、Commons Clause が0件と出たので、 🔴 「2つ合わない」と書きかけました。 ★ YAML の中を見ると ⊘ Proprietary(記号つき)と Commons-Clause(ハイフン)で、 ⭐ こちらの表記ゆれでした。記事のグラフにも「⊘ Proprietary」と出ています。

⚠️ 一方で、再現できなかった段が2つあります。

絞り込みは3段になっています。1,332 → 917(ライセンス通過)→ 577(健全)→ 95(業務用途)。

★ 917件は、書かれた条件「MIT/Apache/BSD/ISC/MPL/GPL/LGPL/Zlib 等」で 絞ると910件。差は7件で、「等」に何を入れたかが書かれていません。 ⭐ ここはほぼ再現できたと言えます。

🔴 577件は再現できませんでした。 条件は「★300以上・半年以内に更新・2026年に活発なコミット・非アーカイブ」ですが、 「活発」の基準が数字で書かれていません。 ★ こちらの解釈だと669件になり、92件ずれます。 ⚠️ 「そのまま再現できます」と書く以上、ここも数字で書いてあるべきでした。

⚠️ トップの件数が古いままです。 上部の帯に「17 本 公開した調査記事」とありますが、 同じページの下の見出しは「全19本」で、記事へのリンクも19本、 sitemap の /articles/ も19本。🔴 17は2本古い数字です。

⭐ 良いところも書いておきます。 記事は前提を先に断ります。「このリストはセルフホスト可能なソフトウェアの キュレーションであり、OSS全体の母集団ではありません」「Dify や Open WebUI の ように著名でも掲載されていないものがあります(=カタログには被覆漏れがあります)」。 ★ 自分の数字がどこまで効くかを、自分で狭めて書いています。

確認の記録

いつ、何を見て書いたかを残しています。 確認していないことは書きません。

  • ⚠️ 当てたのはライセンス調査の1本だけ。電帳法・JIIMA認証・国内SaaS比較・ローカルLLMの原価など、残り18本の数字は確かめていない。

  • 24ページの本文を機械で読み、強調の印(アスタリスク2つ)が画面にそのまま出ているページは0本だった。出典らしき語は23/24ページ、日付は20/24ページにあった。

  • 24ページから出ている外部リンクは198本。行き先は GitHub 15・JIIMA 8・ e-Gov 5・GNU 4・国税庁 4・個人情報保護委員会 4 ほかで、一次情報が主体だった。

  • 🔴 「健全577件」は再現できなかった。「★300以上・半年以内に更新・2026年に活発なコミット・非アーカイブ」のうち「活発なコミット」の基準が数字で書かれておらず、こちらの解釈では669件になった(92件の差)。

  • ⚠️ 「ライセンス通過917件」は、書かれた条件(MIT/Apache/BSD/ISC/MPL/GPL/LGPL/ Zlib 等)だけで絞ると910件になり、7件ずれた。「等」の中身が書かれていない。

  • 画面の割合を検算した。301÷1332=22.6%、917÷1332=68.8%、577÷1332=43.3%、 95÷1332=7.1%、95÷577=16.5%。5つとも画面どおりだった。

  • ⚠️ 最初の集計で Proprietary と Commons Clause が0件と出たが、YAML の表記が ⊘ Proprietary と Commons-Clause だった。こちらの表記ゆれで、サイトの数字は正しかった。

  • 🔴 licenses を集計し、記事が挙げる19ライセンスの件数と突き合わせた。 MIT 362・AGPL-3.0 301・GPL-3.0 226・Apache-2.0 146・GPL-2.0 107・ Proprietary 70・BSD-3-Clause 37・MPL-2.0 18・LGPL-3.0 14・BSD-2-Clause 11・ LGPL-2.1 9・Zlib 6・EUPL-1.2 6・Commons-Clause 6・ISC 6・BUSL-1.1 5・ Elastic-2.0 4・OSL-3.0 4・SSPL-1.0 2。19件とも一致した。

  • 🔴 記事「セルフホストOSS 1,332件のライセンスを全数調査した」の再現手順どおりに、 awesome-selfhosted/awesome-selfhosted-data を 2026-07-17 時点のコミット(474f7b57)で取得し、software/*.yml を数えた。1,332件で申告と一致した。

  • ⚠️ トップページの上部は「17 本 公開した調査記事」と書いているが、同じページの下の見出しは「全19本」。実際の記事は19本で、17は古い数字だった。

  • sitemap の 24 URL の内訳を数えた。記事19・トップ1・案内4。記事へのリンクも19本で、sitemap と一致した。

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